無事、出産という大仕事をやり遂げてくれた奥様。
何よりもまずは一安心ですが、妊娠から出産まで、夫であるあなたは妻の偉大さを痛感したのではないでしょうか。
十月十日(とつきとおか)という期間の、妻の体への負担は計り知れませんよね。
一方で、出産後の妻には、身体的にも精神的にも不安定な時期が訪れます。
心身ともにバランスをとるのが難しい出産後の妻に、精神的に寄り添ってあげられるのは夫であるあなたです。
ママとなった妻の、長きに渡るがんばりを労い、溢れでる感謝や愛の気持ちを、夫でありパパとなったあなたから、ぜひ伝えてあげるべきではないでしょうか。
そこで今回は、男性にはなかなか理解の難しい産後の妻の心身の変化や、夫という立場だからこそ妻にできることをふまえて、出産後というタイミングに、夫が妻に贈るべきプレゼントについてお話ししていきたいと思います。
出産直後はもちろん、妻の誕生日、クリスマス、バレンタインデー、ホワイトデーなど、出産後に訪れるタイミングのイベントなども活用して、産後のママに、あなたの想いを形にしたプレゼントを贈りましょう!
【目次】
1.出産を終えた妻の状態とは?
産後の妻には、あなたが想像する以上に疲労が蓄積されています。
それでも容赦なく、育児は、出産直後からすぐに始まるのです。
しかし、この時期の母体には、「産褥期(さんじょくき)」という、妊娠前の身体の状態に少しずつ戻っていくための変化が訪れます。
何もかもがはじめての経験で大変な時期ではありますが、妊娠前の身体に戻るためには、産後6〜8週間程度の時間が必要となり、その間、妻の身体には不調が表れるのです。
このため、出産前から産後のしばらくの間、里帰りをされるママさんも多くいらっしゃいます。
身体の回復を早めるためには、やはり十分な休養が必要となるので、妻の体を労って、できる限りゆっくり休ませてあげてください。
ホルモンバランスの乱れからくる「マタニティブルー」
産後の変化は、フィジカル面だけではありません。
女性は妊娠中にたくさんのホルモンが分泌されることから、産後に、女性ホルモンのバランスが一気に崩れやすくなります。
その影響は不眠や頭痛、貧血などの体調不良を引き起こすだけでなく、自律神経の乱れよって、精神面でも不調が起こります。
このような、ホルモンバランスの乱れからくる変化によって引き起こされる精神的不調を、マタニティブルーと言います。
マタニティブルーでよく見られる症状は、
- 普段ならなんてことない出来事で落ち込む
- 些細なことでイライラしてすぐに怒ってしまう
- 理由もなく悲しい気持ちになり、涙が出てくる
- 集中力が散漫になる
- 先のことを考えると不安ばかり浮かぶ
などがあり、症状の程度には個人差があるものの、精神的に不安定な時期を経験する方は、決して少なくありません。
また、これらが長引くと、産後うつへと発展してしまう場合も。
ホルモンバランスが安定してくるのは、産後半年〜1年後とされており、この産後の不安定な時期こそ、夫の理解と支えが必要となるのです。
2.出産を終えた妻に夫ができることは?
では、出産後、心身ともに不安定な時期を迎える妻に、夫であるあなたができることとは、一体何なのでしょうか。
育児は「夫婦一丸」という認識を持つ
昔とは状況が違うとは言え、今だに育児の主体は“ママ”という考えは根強く残っています。
特に、産後間もない頃の赤ちゃんには、授乳を含め、ママにしか出来ないことも数多くあるため、このような印象がいつまでも拭いきれません。
しかし、育児は決して、ママが一人で行うものではありません。
育児とは、新しい家族が増えた瞬間から始まる、夫婦一丸の壮大かつ最重要ミッションと言えるでしょう。
今までは夫という立場だったあなた。
夫でありパパとなった今、妻の育児負担や、母親としての責任感からくる不安・プレッシャーを少しでも和らげるためにも、あなたが「新しい家族となったわが子を一緒に育てていくんだ」という意識を持つことはとても大切です。
今一度、自分の育児への認識を振り返ってみてください。
家事のサポートは積極的に
出産直後の安静第一とされる時期は、当然、妻の身体を労ってあげなければなりません。
前述の通り、出産後の女性の身体には相当なダメージや疲労が残っているため、妊娠前の状態まで全快するには、十分な時間が必要です。
ぜひ、積極的に家事のサポートを行ってあげてください。
とはいえ、通常通りに仕事をこなしながら、家事まで完璧を目指すのは、なかなか難しいことです。
全てに完璧を求めず、家事を効率化・簡略化することも、生活する上ではとても大切なことですよ。
例えば、
・洗濯物はいちいち畳まなくても、干していたものを取って着る
・部屋の掃除は、使い捨てシートタイプのモップをさっとかけるだけ
・料理を毎日頑張ろうとは思わず、調理済みの出来合いで済ませる
このように、あえて家事をうまくサボるやり方を考えることで、気負わずに取り組むことができます。
家事を行うということは、産後の妻の助けになるだけではなく、あなたが夫として・父親として成長するチャンスでもあります。
この機会を、ぜひポジティブに捉えてみてください。
妻に息抜きする時間を作ってあげる
出産後の妻は、身体と体調の変化を抱えながらも、赤ちゃんにつきっきりでお世話をしなくてはなりません。
夜泣きをあやすうちに睡眠不足になったり、十分な休息もままならないまま、育児と家事に追われる日々が続きます。
たまには育児を忘れて、自分のために自由に過ごせる息抜き時間を作ってあげましょう。
ママである妻は、一人の時間が欲しいと思う一方で、育児への強い責任感から、「でも子供がいるから…」と後ろめたさを感じてしまうかもしれません。
そんな時は、「たまには父子水入らずの時間も作らないと!息抜きしてきなよ!」と、背中を押してあげてください。
あなたにとっても、子供と過ごす時間は、親子の関係を育む絶好の機会です。
妻の育児への義務感を良い方向に和らげ、息抜きする時間を与えてあげることで、心身ともにリフレッシュしてもらいましょう。
3.出産を終えた妻に最適なプレゼントは手紙?
ここまで、出産を終えた妻の心身に起こる変化や、そんな妻に、夫であるあなたができることについてお話ししてきました。
では、夫にしかできない、出産を終えた妻へ贈るのに最適なプレゼントとは、一体何なのでしょうか?
例えば、
- 産後の妻の身体を労わるためのボディケアグッズ
- アロマディフューザーなどの癒し系アイテム
- 家事の負担を減らしてくれるキッチンアイテム
上記のような、産後の妻を気遣うアイテムも、魅力的で捨てがたいのですが、必ずしも“夫ならでは”のプレゼントとは言えませんよね。
そこで、夫から産後の妻へ贈るプレゼントを考える際に意識したいのが、出産を終えた妻にとって、メンタルケアはとても大切だということです。
メンタルケアと言っても明確な正解はなく、それゆえに「相手のためにどんなことをすればいいのか、どんな言葉をかければいいのか」と悩まれる方もいるでしょう。
繊細な問題を含むからこそ、非常に難しいメンタルケアですが、唯一そこに手を差し伸べられるとしたら、それは妻の一番の理解者である、夫のあなたに他なりません。
そう考えると、夫から贈るべき最適なプレゼントは、妻の心を少しでも温かくし、安心や安らぎを与えてあげられるものではないでしょうか?
そこで今回は、夫であるあなたにしかできない、産後の妻へ贈るべきプレゼントを一つご提案します。
それは、妻に向けて夫のあなたが書く“手紙”です。
手紙は愛情や感謝がストレートに伝わる
あなたは日頃から、妻への感謝や愛を伝えることができていますか?
たまにはちゃんと伝えなきゃな…と思いながらも、なんとなく照れ臭くて、はっきりと伝えられていない、そんな方も多いのではないでしょうか。
大切な人ほど、なぜか素直な気持ちって伝えにくいものですよね。
でも、不安やプレッシャーで押しつぶされそうになっている産後の妻の心を癒せるのは、そういったあなたの温かく優しい気持ちなんです。
面と向かって伝えるのは恥ずかしい…というシャイなあなたでも、手紙に気持ちを綴ることならできるのではないでしょうか。
産後の妻に贈る手紙の内容には、日頃の感謝とともに、
・出産お疲れさま、頑張ってくれてありがとう
・いつでも自分が力になる
・家族で助け合って育児をしていこう
・悩んでいることがあったらいつでも話して
など、妻の肩の荷をフッと軽くしてあげるような内容が書かれているといいですね。
プレゼントに手紙をプラスするのもOK
もちろん、産後の妻のためにあらかじめ用意したプレゼントに、手紙をプラスするのもとても素敵だと思います。
夫であるあなたが、産後の妻を労わるために選んだプレゼントに、「出産お疲れさま」「いつも本当にありがとう」と、自分の気持ちを綴った手紙を添えるだけで、ワンランク上のプレゼントになること間違いありません。
そして何より、手紙は、出産直後はもちろん、産後のタイミングで訪れるクリスマスやバレンタインデー、ホワイトデー、妻の誕生日など、どんなイベントにも活用できるアイテムです。
プレゼントに手紙が添えてあることで、貰った妻も、心がこもったプレゼントだと感じ取ってくれるはずですよ。
手紙は記念品として残せる
出産祝いとして贈るプレゼントは、「今すぐに必要なもの」という実用性基準で選ばれるケースも多く、どうしても消耗品になりがちです。
また、生花や体験ギフトといったプレゼントも素敵なのですが、こちらもやはり形として残りにくいものです。
一方、手紙であれば、そこに込められた想いを、記念としてこの先もずっと手元に残しておけますし、後から見返した時に、当時のことを思い出す良いきっかけにもなります。
そういったところも、手紙が、夫から産後の妻に贈るプレゼントとして適しているポイントだと言えます。
オリジナル絵本で贈る手紙もおすすめ
このデジタル全盛の時代に、あえて手書きの手紙を用意してプレゼントする、というのもとっても粋ですが、ここでぜひオススメしたいのが、オリジナル絵本で贈る手紙です。
あなたは、最新の手紙サービスをご存知でしょうか?
それは、世界にひとつのオリジナル絵本で、大切な人へ日頃の感謝や愛情を伝えることができる、いい大人のためのラブレター「シカケテガミ」です。
関連記事:オリジナル絵本の新定番「シカケテガミ」で誕生日・記念日に日頃の感謝を伝えよう
「シカケテガミ」の主役は、あなたと贈り相手。
オリジナル絵本という形で、大切な方へ手紙を贈ることができるんです。
夫から産後の妻に贈るプレゼントとして「シカケテガミ」が最適な理由は…
- 手紙そのもの(シカケテガミ)がプレゼントになる
- 名入れはもちろん、主人公2人の似顔絵をアバター形式で自由にカスタマイズ可能
- 絵本のストーリーは、最大21種類の選択肢からお気に入りの内容を選んで自由に組み合わせることができる
- 絵本の最終ページにオリジナルメッセージを入れることができるため、自分自身の言葉で想いを伝えられる
- お好きな日付の刻印ができる
- 大切なお子さんも出演可能
など、様々です。
記念品としてもずっと残しておける「シカケテガミ」は、お手持ちのスマートフォンひとつあれば、オンライン上でとても簡単に作成することができます。
そして、シカケテガミでは、絵本の画像データの提供を行っています。
この画像データは、ご注文完了から最短で翌営業日に送付され、データをダウンロードいただくことで、スマートフォンやPC、タブレット端末などのデジタル機器から絵本を閲覧することができます。
そんな、シカケテガミの画像データの活用方法は、実に様々。
例えば、「妻の出産後のプレゼントとして、シカケテガミの利用を検討したいけれど、絵本の到着が間に合いそうにない」といった場合には、PCなどのスライドショー機能を利用して画像データを映し出せば、お好きなタイミングで、ママとなった奥様へシカケテガミを見せることが可能です。
また、ビデオ通話の画面共有機能などでも、鮮明にシカケテガミを映すことができるので、「妻が里帰りしていて、直接プレゼントが渡せない」、「出産に立ち会うことができないけれど、どうにかして産後の妻に寄り添ってあげたい」というお悩みも解決してくれます。
ぜひ、産後の妻への感謝、労い、そして深い愛を、オリジナル絵本の手紙「シカケテガミ」にこめて、プレゼントしてみてはいかがでしょうか?
関連記事:「オリジナル絵本で出産祝い!妻への感謝をシカケテガミで伝えよう」
4.まとめ
いかがでしたか?
男性にはなかなか理解しづらい産後の妻の心身の状態と、夫であるあなたが妻にできることを踏まえて、出産後というタイミングだからこそ、夫が妻に贈るべきプレゼントについてお伝えしました。
産後の妻は、心身ともに不安定です。
そんな時こそ、夫であるあなたの献身的なサポートが必要です。
また、そのサポートの仕方というのも、妻の身体を労わることから、メンタルケアまで多岐に渡ります。
だからこそ、産後の妻へ贈るプレゼントには、夫であるあなたにしか贈れない、あなたの気持ちの込もった手紙がオススメなんです。
ぜひ、産後の妻へ、あなたからの感謝や愛を伝えてあげてください。
きっと、妻の心も、あなたの愛に包まれ、癒されることでしょう。